2010-01-01から1年間の記事一覧

小鳩は日本を滅ぼせるが。。

小鳩の動きがあるという。 国泥棒とエイリアンがくっついたという話。 本当であれば日本国は壊滅してエイリアンが世界征服となる。 現実的にはそんな野望も能力もなさそうだ。 しかしこのままでは彼らに日本が壊滅させられそうだ。 民意の低さが国泥棒とエイ…

民主党は国難の危機感を持て

菅直人首相の2日の論戦相手には小沢一郎前幹事長に近い民主党議員が並んだそうだ。 小沢一派は日本の今の国難をなんと考え、なんと心得ているのだろうか。 派閥などどうでもよい。少なくとも自分たちも選んだ主であろう。それをまた小沢一派が足の引っ張り…

敬うことを忘れた国民

愛子様が学校でイジメに合っていると聞く。 昔、ニューヨークのタクシー・ドライバーが回りを怒鳴り散らしながら運転しているのを見た。 そして今や日本国民はワイドショーで常に誰かをこき下ろしている。 とくにひどいのは野党と夕刊タブロイド紙だ。 もち…

安易な首相交代に歯止めを

自民党が与党の時代には良くも悪くも党首を守るという気概があった。党首は国家元首であり責任与党として国家運営の連続性が必要だからだ。 しかし民主党はまるで野党のように党首が国家運営の責任者であることを忘れているようだ。 日本ほどくるくる国家元…

国家資本主義の戦い

中国がベネズエラに50億ドルのインフラ投資を行うと発表した。 フランスは過去の宗主国ぶりを発揮して中東北アフリカ諸国(MENAという)地域での投資(主に原子力関連)を国営企業を中心に実施している。 ドイツはロシアでのエネルギー関連ビジネスの投資に…

混迷するフランスの原子力政策

フランスで「ルセリー・レポート」が一部公表された。ルセリー氏はフランス電力EDFの前CEOで、昨年末にフランスの原子力ビジネスがアブダビで敗退した結果、サルコジ大統領にこのレポートを書かされた、いわゆる始末書である。さらにこのレポートではルセリ…

スキャンダルのカムフラージュは常套手段

確か2005年の夏だったと思うが、ロンドンの地下鉄でテロ事件が発生したと各国のメディアが大々的に取り上げた。そして容疑者と思われた男が警官隊に射殺された。しかしその後の調べで彼は無罪のオーストラリア人だったとわかった(と記憶している)。 うろ覚…

「国の威信」は死語か

昔は国の威信をかけて、政治家がリーダーシップをとり、企業家がリスクをとり、官僚がそのリスクをカバーしてきた。 豊かになった(?)今、日本の政治屋は内輪の政局のみしか念頭になく、企業屋では役員がハッピー・リタイヤメントしか頭になく、官僚どもは…

日本の保護行政の垢を落とせ

三菱重工はフランスの原発建設・メンテを行うOnet Groupの原子力部門とJVを組成する。今秋にも詳細が発表される見通しであるとフランスの経済紙が報道した。一方東芝は、米電力大手エクセロン子会社とサウジ向けに原子力発電所の新設について共同提案する。 …

日本の経済が危ない。日本の財政が危ない。日本の外交が危ない。

それは日本の元首の選出に国民が直接関わっておらず、悪いパターンの間接民主主義だからだ。 国家元首の選出に国民投票を反映させ、国家元首の任命期間は少なくとも4年とすべきである。そうすれば下らないワイドショーによる政治知識の薄いコメンテーターに…

エネルギー分野の保護行政を改める必要

ドイツ企業がロシアの旧態化したエネルギー・インフラ・ビジネスを取り込もうと躍起になっている。ドイツはエネルギー庁がロシアのエネルギー・カーボン・ファンドと協議して両国に露独エネルギー庁 (Rudea)を設置した。ロシアは省エネ法で2020年までにエネ…

小沢氏の責任と経済界の責任

1人区で自民党が圧勝した。民主党が地方経済の疲弊を感覚的に捉えきれていなかった。おそらく東京一人勝ちの経済情報に惑わされたのだろう。 2人区でも民主党小沢氏が無理やり立てた2人目候補で苦戦した。小沢氏の幹事長辞任当初、民主党は小沢氏の主張する2…

日本の後進性

29日から横浜で開かれている再生可能エネルギー国際会議のセミナーに出てつくづく驚いた。 基本的には国やNEDOの支援での会議で、わざわざ「国際」と位置づけていることもあってセミナーの講演も質疑応答も全部英語だ。 そこで多くの問題が見受けられる。…

省庁間の連携と勇断を

AP電によると、経産省を中心として省庁間でインドのNPTに関連して、原子力協力協定を締結する方法を検討し始めたという。 経産省がNPTの批准をインド側に迫ると同時に外務省が実質的にインドの核軍縮がNPTにつながる条件を検討するらしい。 政府としてはこの…

世界の中の日本としての財政再建

昨日(21日)のウォールストリートジャーナルは、「日本の消費税アップには数年かかるだろう」との見出しを掲げている。 ギリシャ危機とそこから派生するユーロの危機に対して、欧州各国政府が財政再建策を必死に打ち出している世界の動きの中で、日本はあく…

日本への審判の第一波がきた

格付け機関のFitchは日本が年末までに財政再建策を提示しない限り、日本国債の格付けが危機に陥ると述べた。 Fitchは貯蓄率の低下と長期的な低成長を問題視している。短期的には金融市場の柔軟性を評価しているとの指摘もある。しかし債務がGDPのほぼ2倍とい…

原子力で韓国に再び負けるか

19日のダウジョーンズ記事で、韓国の高官が「インドのNPT不参加は韓国の原子力産業のインド輸出に障害とはならない」と福井県でのAPECネルギー会議で同紙の記者に述べている。 これによって「インドにNPT批准を迫ってきた」民主党は崖っぷちに立たされた。 6…

選挙とサッカーに浮かれている場合だろうか

フランスのロシア外交が活発だ。 過去において、ロシアとドイツは隣国であるとともに経済パートナーとして活発な人事交流と経済投資を行ってきた。 しかし、フランスのサルコジ大統領は6月26−27日にカナダで開催されるG8 とG20会議を前にして、6月17日からロ…

フランスと猫

いろいろなことがあって、過去10ヶ月で7回もパリに行くことになった。 それまでは、パリは嫌いでディジョンは好き、もっといえばローマは嫌いでミラノが好きだった。 しかし、住めば都ではないけれど、パリの汚いところと潔い点が見えてきた。 要するにフラ…

空港を政治の道具にするな

ドイツのルフトハンザ航空は、羽田の国際でが早朝・深夜しか滑走路の利用が認められていないため「効率的な運航計画が組めない」とし、今後、日本政府に対し規制緩和を求めるという。 これは国交省が何十年前に成田空港を政治的に開港したことの尾を引いてい…

JALの終焉

日航が最近やっと手当大幅削減へ動き出し、乗務保障やタクシー代を引き下げるという。民間企業では考えられないほどの厚遇が今の今まで続いていた。さらに人件費を1068億円削減し10年度計画に入れるというが遅すぎないか。 最近数年ぶりにJALの国際便に乗っ…

ショート、ショート

管首相はまず沖縄訪問を郵政の既得権益を擁護する国民新党は連立離脱を参議院不要論の議論の開始を

議員の事務所管理にルールと透明性を

自民党は荒井聡国家戦略担当相に加え、蓮舫行政刷新担当相と川端達夫文部科学相にも事務所費を不正処理した疑いがあるとして、事実関係を政府にただす質問主意書を衆院に提出した。 これは閣僚が交代・新任されると非常に頻繁に起きる問題だ。なぜなのか。 …

モラルがなければ行動規定を

福岡県広川町の町長が、「案内があれば平日でもゴルフに参加すべきだ」と述べた。これとは別に町職員に有給休暇を取らせて平日に一緒にゴルフに行ったことも認め、「今後も慰労を兼ねて年1、2回行く」と答えた、との報道があった。 さらに町長は「頻繁にゴ…

大声と情報漏えい

都内のあるコーヒーショップで午後2時過ぎに大手外資系生保の営業マンが若い夫婦に保険の勧誘を行っていた。所要時間は45分以上。 営業マンは30歳前で相手も20代の若夫婦。奥さんは妊娠している様子。 ところが営業マンの声が非常に大きく、おそらく店内の回…

小沢氏は大人の対応を

民主党の小沢一郎前幹事長は新執行部を決めた党両院議員総会を欠席したそうだ。そして小沢氏の総会欠席は「所用のため間に合わない」との理由からだった。総会会場の後ろに陣取った小沢グループの議員らは枝野幸男新幹事長のあいさつにも拍手せず、冷ややか…

迅速な危機対策を

6月の10日に近づこうとしているのに、梅雨前線は日本列島にはるか南にある。太平洋高気圧の勢力が弱いからだ。 3月は異常に寒かった。4月に降雪もあった。梅雨入りがもしも7月にずれれば、梅雨明けはいつになるのか。 作物への影響と飲み水の不足が心配され…

メディアの役割

すべてシナリオどおりの鳩山政権の退陣劇だった。 7月の総選挙を現政権で戦えないと判断した民主党は、ぎりぎりまで退陣を引き伸ばし、新たな顔を立てて参院選挙に臨むことは明らかだった。 そこで管氏の出現は想定内かもしれないが、いきなりの反小沢の言動…

石原都知事の発言で

全国知事会議途中で退席した石原東京都知事は怒り心頭の様子を隠さず、その後報道陣に、「日中間で尖閣諸島の帰属を協議しようって、こんなバカをいう総理大臣いるのか? 正式に(米国から)返還されたんだ。ばかな会合だよ。ナンセンス!」。「君たち(メデ…

鳩山首相を選んだのは

1年前の民主党の代表選挙だ。当時の小沢氏の判断で民主党の代表選挙の期日を早めて鳩山氏が当選するように仕組んだと言われている。そして、ABAつまりAnybody But Asoということで非自民党に選挙の票が集まり、民主党が大勝して鳩山政権となった。つまり元を…