2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

国滅びて郵政あり

本日の読売新聞のネット版に「外来「野良ガメ」猛威、ペット育って手に負えず」とあったので、てっきり政治の話かと思った。 結局、みどり亀の話なのだが。 それでも、 仙谷国家戦略相までもが、最終的には「総理一任でどうぞ」と矛を収めたそうなので、誰も…

日本に救国党を

昨年の6月、英国の地方選挙で野党の保守党が首位となり、与党である労働党支持率が1977年来の最低となった。これによって保守党が今年の6月までの総選挙で与党となる可能性が高い。 昨年の9月にはドイツで新メルケル連立政権が誕生、大連立を解消して中道右…

民主党の断末魔

今回の生方氏の解任と撤回劇で、鳩山首相の「残念だ」が「良かった」に豹変した。まるで他人事のようだ。また解任を主導した高嶋良充筆頭副幹事長、それにテレビ番組で「当然だ」とした細野豪志副幹事長たちは一体何だったのか?これで彼らに副幹事長の座が…

なぜ韓国勢が勝てたか

ビルゲイツが東芝の原子力事業に興味をもって接近している。しかし最近、韓国電力KEPCOを幹事会社とするコンソーシアムがUAE向けの原子力発電所の受注競争に勝ったことの意味は非常に大きい。相手は日米連合やフランス連合という世界のトップリ−ダー企業であ…

福沢諭吉が泣いている

前述の卒業式だが、壇上に上がっている理事の方々や学部長の方々の様子を拝見すると、わが国の大学教育の魅力を疑いたくなる。大変失礼な言い方だが、どなたからもオーラが上がっていないし、魅力的あるいは覇気のある顔つきの方が見えない。英語でいえばlam…

逆さまのピラミッド

今日、慶応大学の卒業式で清家塾長が「これから社会に出る人たちは、彼らが生まれたときとは正反対の人口ピラミッドで生きてゆく。」と言っていた。 確かにこの視点は大切であり、企業経営のみならず社会運営においても重要だ。清家氏は1980年代後半の正…

日教組は未来の日本のために

北海道教職員組合で、勤務時間中に国旗・国歌の取り扱いをめぐる組合文書が学校間でやりとりされていたり、国会議員らを誹謗している報道があった。 このサイトでの投稿の流れだが、やはり愛国心は重要であり国家や自治体や家族を基礎とするコミュニティへの…

性描写への一考察

子どもを性的対象に描いた漫画やアニメを規制する東京都の青少年健全育成条例改正案が議論の的になっている。 一部の漫画家は「表現の自由」に関する主張をしている。 しかし、芸術と漫画は異なることを理解しているだろうか? 漫画は大衆芸能あるいは大衆文…

閑中閑あり

仕事柄、というか個人業なのでたいていは暇である。 自宅あるいは出張先でパソコンで仕事ができる。つまりサラリーマンと違い、出勤・帰宅の移動の時間が必要ないというか、その時間に仕事をするか、余るのである。 夕方に時間があまる(本当はすべき仕事=…

歳とともに

歳とともに時間の経過が早い。持論だが、おそらく記憶のシャッターを切る回数が減り、メモリーに残る残像が減っている。そのため脳に残るコマ数が減って、昔は1分間に2000コマの残像が脳に送られたのに、今はおそらく500コマ程度だろう。したがって早送りす…

農業にもアンバンドリングを

先週、農業関係の人の話を聞いて驚いた。北海道の生産農家が東京の農協(JA)に入りたいという。その目的は東京で生産物を販売したいからだそうだ。つまり北海道の農家が北海道の農協に入れば、流通から販売までまかせっきりというか、自分で販路を選べない。 …

日本に再び競争原理を

米国ハーバード大学の学長が、中国や韓国の留学生に比べ、「日本人留学生の存在感が薄い」と述べ、日本人学生の奮起を促したそうだ。 ほんの20年ほど前には日本企業も海外に進出し、多くのMBA学生も生んできた。 しかしいつからか、まるで日本が世界のス…

クロマグロとクジラ

マグロは好きな日本人が多い。昔はマグロもクジラも日本人の栄養摂取においては貴重なたんぱく源であった。当然、当時は輸入牛肉も少なく、動物性たんぱく質といえば海洋資源に頼らざるを得なかった。 しかし現代の日本ほど飽食の国はない。欧米に住んでも日…

最近の有機野菜ブームについて

中国の毒入りギョーザから始まり、中国の汚染(可能性)野菜に対する消費者の懸念が高まった結果、国内産とうたえば何でも売れる時代になった。 国内産の野菜は中国産よりも割高であり、さらに有機野菜はもっと高い。それとともに「道の駅」や「通販の大地」…

環境省は時代錯誤か

中央環境審議会(環境相の諮問機関)が風力発電の立地を含む環境影響評価(アセスメント)の強化を求める答申をまとめた。 これはおそらく電力会社または電気事業連合会による刷り込みであり、日本の温暖化対策とかすかな望みのあるグリーン・ニューディール…

holistic education

holistic education を辞書で引くと、以下のように出てくる。 ホリスティックな教育{きょういく}◆教師と生徒という上下関係や考えることよりも知識を教えることを重視してきた20世紀における教育形態に変わり、人間の生きる意味を知るという目的のため、あ…

刑罰の甘さが麻薬汚染を招く日本

前述のように与党の一員であれば、経験も実力もない政党が地元に対して妄想とも夢想ともとれる発言を地元住民に対して行ってよいのであろうか。 与党で大臣であれば、亀井氏のように(経験も実力もないが故に)金融市場の秩序を無視した発言と行動を取ってよ…

連立与党の説明責任を示せ

あれほどまでに米軍普天間基地の国外移転を主張した福島社民党委員長(あるいは北朝鮮の傀儡政党)。しかしよほど与党の座が心地よいのだろう。民主党の政策審議会長に阿部知子衆院議員はあっさりと国外移転をあきらめ、県外移転の方針に転換した。 与党の一…

日本と韓国の後進性

日本は見事にオリンピックで負けた。中国にも韓国にもだ。 日本は島国で常に内向きな発想しかない。トヨタの問題、そして米国での社長の対応を見ると、コミュニケーションの考え方と行動がいかにも内向きな日本的であり、これでは欧米の市場を安心させること…