日本人は老死か

米原子力規制委員会の4人の委員がホワイトハウスに書簡を送り、委員長の「非常に厄介な行動」によってNRCの活動に悪影響が出ると直訴したという。
日本だったらどうであろうか。おそらく「事なかれ主義」「長いものには巻かれろ」「出る釘は打たれる」「和を乱す」という時代錯誤の様々な理由でだんまりを決めるだろう。
こういった行動そのものが、そしてこういった精神構造が日本を破壊している。
なぜ経団連に自浄作用が無いのだろうか。なぜ東京電力に役員全員を総退陣させる要求を突き付ける社員がいないのだろうか。なぜ電事連に「これじゃあ日本の将来がない」と改革を起こす人間が出てこないのだろうか。
逆に民主党内は学級紛争でまとまらない。わがままな児童たちとしか見えない。
老人と児童しかこの国に残っていないとすれば、それこそ少人数で改革ができるのではないだろうか。
命をかけて、この国を改革しようとする志を持つ男も女も今が絶好の機会である。