民主党は国難の危機感を持て

菅直人首相の2日の論戦相手には小沢一郎前幹事長に近い民主党議員が並んだそうだ。
小沢一派は日本の今の国難をなんと考え、なんと心得ているのだろうか。
派閥などどうでもよい。少なくとも自分たちも選んだ主であろう。それをまた小沢一派が足の引っ張り合いをしている場合ではない。
岡島一正松原仁山口壮の3氏はたとえ小沢グループであっても国難を乗り切る危機感と発想に欠如しているとすれば、国会議員の資格はない。
菅氏の擁護そ決してしているわけではない。しかし、以前の自民党であればこのような内輪もめはなかったかもしれない。この内輪もめを小沢氏本人が誘導していたとすれば、日本経済と日本国民の生活を犠牲にした、身勝手な論理としか思えない。
特別枠云々の各論、技術論は公の場で議論すべきでなく、日本を如何に三流国から引き上げるか、という国家ビジョンを問う真摯な議論と、国をひとつにまとめる求心力が必要だ。