2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
リーマン・ブラザースの破綻のとき、米当局は同社を強欲(greed)の塊だと呼んだ。 そして、今、米議会はゴールドマンサックスを強欲の権現とこき下ろしているし、これを機会に金融市場におけるデリバティブ取引の規制強化への動きが活発化すると思われる。 …
ぼやき庵は年寄りのダイヤリーである。 ぼやきであり、かしこまった論文のような出展もない。 ほとんどが思いつきで書いている。 筆者のIQはおそらく75前後であるだろう。 私的なぼやき、空想または幻想であり、誤字脱字も多い。 したがって決して公的ではな…
亀井静香氏がゆうちょの資金を海外インフラ整備などに充てることについて「集まった預金を地域、国家、世界のために使うのは当然の話」と述べた。相変わらずの金融素人の暴走である。 第一に海外での運用は数多くのリスクが伴う。為替相場、政治リスク、投資…
米クリントン政権で国務副長官を務めたタルボット米ブルッキングス研究所所長も日本外交に懸念を表明した。普天間問題と中国問題が、日米同盟関係の将来の方向性について、深い懸念材料であると指摘したのだ。 普天間問題では、鳩山政権が一体何をしたいのか…
鳩山エイリアンは党首討論で、自らの偽装献金事件に関する資料提出でこれまでの国会答弁をあっさりと覆した。 お子ちゃま政権は、海兵隊の配備について「米軍の規定では、海兵隊の陸上部隊と航空部隊は65カイリ(約120キロ・メートル)以内の距離で駐屯…
欧州のエネルギー市場でも英国は最もリベラルだ。ドイツが技術者の国、フランスが行政官僚の国であるとすれば英国は経済学者の国だからだ。 今、そのリベラルな英国が総選挙に突入しようとしている。そして有権者は過去に例を見ないほど、魅力的な政党がない…
政党による議会制民主主義の問題は、政治よりも政局となり、政策よりも選挙を優先することがしばしば生じることである。 米国では4年に1度の大統領選挙と下院選挙があり、大統領選挙では1年以上かけて政局が揺れ、選挙合戦でお祭りとなる。しかしその後はほ…
ロシアのリベラル系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」の記者、エレナ・ミラシナさんが来日して述べたそうだ。 ロシアの言論の弾圧。それに対するジャーナリズムの真摯な戦い。 福沢諭吉の「ペンは剣よりも強し」を思い出す。 日本ではジャーナリズムは自壊した。拝…
財界の既得権益への周執な内向きさが政治家の無能ぶりをもたらす。しかし財界には政治家を育てる義務がある。政治家は本来は天下国家を考えた財界が20年かけて育てるものだ。 しかし財界が身の内ばかりを考えるあまり、天下国家の逸材を育ててこなかった。 …
落とし所をまったく何も考えていない宇宙人、鳩山氏。 彼の心の中はすでにM78星雲にワープしているのだ。 だから彼の言葉には沖縄の人々も、徳之島の人々も、徳田寅雄氏も理解できない。おそらく理解できるのは、まったく聞いていない社民党と国民新党の人た…
最近は地球が天変地異の様相を示している。 温暖化の直接の影響か、地殻のずれの増幅か、何が原因か分からないが、ハイチ地震、チリ地震、インドネシア地震、中国地震、桜島噴火、そしてアイスランドでの噴火である。 これらの世界の自然現象にはかならず被…
アイスランドの火山噴火の影響で、関西空港や成田空港では連日、欧州方面行きの欠航が相次いでいる。日本人旅行客は自宅に帰れるが、外国人旅行客は空港か空港近くのホテルに泊まるしかない。よほど経済的に余裕がなければホテル代に苦労してくる。 彼らの自…
必見ビデオ! http://www.zigonet.com/chat/decouvrez-ce-chat-incroyable-qui-parvient-a-se-tenir-debout_art11294.html フレンチ・ミュージックも行けてます。
By far the biggest loser of the extravaganza was the hapless (不幸な、不運な、数奇な、哀れな) and (in the opinion of some Obama administration officials) increasingly loopy (頭のおかしい、気の狂った、ばかげた、愚かな) Japanese Prime Minist…
この共通項は海兵隊である。米国に親しんだ人間であれば海兵隊がどのようなものかを知っている。しかし、ほとんどの日本人は海兵隊が何か、どのような役割なのかおそらく知らないのではないか。 米国の軍隊には、陸海空の三軍プラス海兵隊がある。英語ではマ…
最近のテレビ映像がきれいだ。液晶画像の技術進歩、ハイビジョン化、さらに3D化もあってどんどん吸い込まれるし、画像を見る時間が長くなる。以前よりもチラツキがないとも言う。 会社で座っている仕事ではおそらくパソコンの画面を見ているのだろう(営業職…
成田エキスプレスは当然、外国人の利用客が多い。そして全席指定なのでそれぞれの指定された席に座ることになるし、車内放送でもその旨を放送している。 しかし、乗車券も特急券も日本語しか記載されていない。外国人にはどっちが特急券でどの番号が号車番号…
フランス・パリの某航空会社のビジネスクラス・ラウンジで面白い雑談が聞こえてきた。 「こんなに若い自分がいつもビジネス・クラスに乗ると、感覚が贅沢になりますね。」「外務省ではこんなもんだよ。」との内容だ。さらに20代と分かる話に答えた方の50代の…
総務相がタスクフォース(作業部会)を利用してNTTの組織見直しを行うそうだ。NTTの経営形態を含むアクセス網の整備を見直し、ドミナント(支配的)規制のあり方や公正な競争を検討する。 これと同じことをなぜ電力とガスでできないのか。上の文章を未…
ガイトナー米財務長官が8日に北京に飛んで、中国の人民元問題をめぐる詰めの調整もした。3月のオバマ大統領の人民元の切り上げへのけん制に対して、ガイトナー長官は中国の自主的な判断を待つとした。 実際、中国政府は年内の相場上昇を2〜3%に抑え、1…
機内で最新映画の放映があり、アバターを小さな画面で鑑賞した。一部で宮崎駿のパクリといわれるが決してそうではないし、たとえそこからインスピレーションをもらったとしても、米国の海兵隊が怒るほど国家権力を相手に挑戦した作品だ。(技術部分は3Dで見…
大手証券で外国人を経営幹部に登用する動きが広がってきたそうだ。最大手の野村證券、大和証券、みずほ証券も外国人を役員や中枢部門の責任者に任命した。今さら、の感が強いが、国籍にとらわれずに優秀な人材を活用するのはあたりまえだ。報道のようにそれ…
2007年米アマゾンが電子読書端末「キンドル」を投入、2009年には大手書店が「ヌック」を発売、そして最近は本命アップルがiPadを発売した。 これは時代の流れであり、進んで自らの市場や流通を改革をしなければならないわが国の出版業界だが、ここでも時…
独断と偏見による「賢い子供の育て方」は以下の通り(自省の意味を込めて) *子供が自分で生活費を稼ぐまでは親が清貧を示すこと。 *なるべく長屋暮らしのように肩を寄せ合う狭い住居で生活すること。(個室があった方がよいが、とにかく狭いこと。) *両…
今月4日午後、宮城県でスーパーの駐車場に止めていた乗用車から出火し、 車は全焼、中にいた長女3歳と次女1歳が煙を吸ったが一命を取り留めた。その2日前には北海道で子供4人が車両火災で死亡した。いずれも、車内での使い捨てライターが原因と見られる。し…
早稲田大学の入学式の式典は立派だが、総長の話には変革、改革という言葉がひとつも出てこなかった。オバマ大統領の、Change の連発はともかくとしても、Yes, We Can (Change)の気迫もない。 さらにフジ・ホールディングスの日枝氏が来賓だ。確かに早稲田は…