2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

独をもって独を制す

石原都知事が大阪の橋下氏を「独裁ではなく独断だ」と評していた。 郷原氏、清武氏に続いて(?)権力への挑戦と考えたい。 組織票を嫌った大阪の有権者には頭が下がる。ツイッターも功を奏したという。まるでアラブのジャスミン革命のようだ。 体制と既得権…

ソフトバンクの挑戦

前回、権威への挑戦に拍手を送ったがソフトバンクの孫氏も挑戦者である。 経団連の状態はまさに「魚は頭から腐る」と言えよう。その腐った臭いに孫氏は「頭を取りかえるべし」と挑んだのである。さらにこの頭を今取り変えなければ、体全体(日本の企業全体)…

権威への挑戦

巨人の球団代表兼ゼネラルマネジャーを解任された清武氏が読売の渡部氏に対して法的な対抗措置を取るという。 これは九州電力の第三者委員会の郷原信郎弁護士が、佐賀県知事のやらせメールへの関与について真部社長と真っ向から対立していることと同じだ。 …

国内配慮という愚行

TPPの会議参加で野田首相の発言内容が報道と食い違ってきている。 ハワイでの米国関係者向けの発言と、国内向けの内容ということである。 これは「国内配慮」というわけのわからない。というか時代錯誤の発想だ。 これに類似した行動は、原発事故後の政府の…

電力にペレストロイカを

(1)Wikipediaより グラスノスチ(ロシア語: гласность、glasnost publicity)とは、ゴルバチョフ時代のソビエト連邦においてペレストロイカ(perestroika、改革)の重要な一環として展開された情報政策である。日本語では「情報公開」などと訳される。 ペ…

落日とはまさに落ちる日本のこと

以前から付き合いのある米国ベンチャー企業が中国進出するために資金調達を行っている。 そしてその調達が済めば、日本にも進出を考えるという。 まさに日本はアジアの(良くて)2番手だ。落日とは日本を指している。 産業界も役所も内向きな論理で鎖国状態…

オリンパスは氷山の一角

とうとうオリンパスの実態が表面化した。 まず、日本の企業統治Corporate Governamceと監査Auditに問題がある。おそらくほとんどの役員は知っていたのだろう。しかし監査法人にも問題があることは新聞は報道していない。 このような損失隠しというか、損失の…

米国の終わりの始まり

米国がUNESCOへのUS$60 millionの出資支払いを見送った。UNESCOにパレスチナが加盟し、イスラエルの反発に同情したからだ。UNESCOという人道、科学技術における場での米国の後退の意味は大きい。 この発表を行った記者会見で米政府の報道官は完全にしどろも…