連立与党の説明責任を示せ

あれほどまでに米軍普天間基地の国外移転を主張した福島社民党委員長(あるいは北朝鮮の傀儡政党)。しかしよほど与党の座が心地よいのだろう。民主党の政策審議会長に阿部知子衆院議員はあっさりと国外移転をあきらめ、県外移転の方針に転換した。
与党の一部である社民党は、福島氏の今までの気勢と今回の阿部氏の方向転換にきちんとした説明はあるのだろうか。社民党がいきなり切り出した鹿児島県と長崎県では社民党の県連が反対していると聞く。
国外移転には外交が必要だ。外交技術も外交経験も外交努力もないのに、なぜ社民党は国外移転がまるで可能なような説明をしたのか。それは野党では許されるかもしれないが)、与党のおいてそのような実力がないことを無視しながら地元住民に(そもそも社民党の実行力に対して判断力がないことが問題だが)説明したことに説明責任はないのか。それと仮にも与党政党として党の政策を転換したことに説明責任はないのか。
このようないい加減な野党根性(責任与党の自覚がない)の社民党に、ただ次ぎの選挙に勝つだけの政党運営を行っている民主党小沢幹事長の無責任さは甚大である。