閑中閑あり

仕事柄、というか個人業なのでたいていは暇である。
自宅あるいは出張先でパソコンで仕事ができる。つまりサラリーマンと違い、出勤・帰宅の移動の時間が必要ないというか、その時間に仕事をするか、余るのである。
夕方に時間があまる(本当はすべき仕事=報告書書きや下調べがあるはずだが)と、料理に励む。今日は休日なのでパリから持ち帰った鴨のコンフィを試した。
現地のビストロで食して気に入ったので肉屋で買って帰ってきた。1本約450円くらい。ピーナツオイルとオリーブオイルを2:3で温め、低温でじっくり30分ほどかけて焼く(というか揚げる)。
歳のせいか、3−4年前までは好物だったリブアイで狭心症になった(と思っている)ので、最近は温めたオリーブオイルに入れた温野菜と魚介類を作ることが多い。バルセロナで食した蒸しダコも自作してオリーブオイルで試したら結構、いける。
日本は海産物が豊富である。一方、オイル的には未成熟だ。ピーナツオイルやオリーブオイルはコレステロールを下げる効果がありそうだが、日本では高価でありオリーブの実も栽培しているのは小豆島くらいだろうか。
こういった豊かな農産物を豊富に生産し供給しているフランス、イタリアが羨ましい。日本の農業政策はどうなったのだろうか。