日教組は未来の日本のために

北海道教職員組合で、勤務時間中に国旗・国歌の取り扱いをめぐる組合文書が学校間でやりとりされていたり、国会議員らを誹謗している報道があった。
このサイトでの投稿の流れだが、やはり愛国心は重要であり国家や自治体や家族を基礎とするコミュニティへの帰属の認識と、それらに貢献する気持ちや行動、そしてコミュニティのレベルを高めようとする意欲が人間同士の絆と向上心をもたらすのである。
彼らはおそらく戦前戦後の歴史の呪縛から離れられず、反共産主義へのリパーカッションが続いているのであろう。しかし、共産党自体が時代の流れとともに変質してゆく中で、日教組だけが過去の亡霊に取り付かれているのではないだろうか?
教育に関する中央からの押し付けは不要である。しかし、自らが帰属し、守るべきコミュニティがあってこそアイデンティティが確立されるのであり、このような個のアイデンティティの確立のための帰属への否定は自己否定となり、論理矛盾である、となぜ日教組は展開できないのであろうか?
企業という幻影集団への帰属を正当化するから現代のように大量の自殺者が生まれるのであり、ローカルで本質的なコミュニティへの帰属を育むことが人間本来の幸せを形成するのである。
イデオロギー闘争ではなく、自殺者を減らす教育の原点、そして幸福とは何かを日教組は子供たちの立場に立って考えるべきだろう。