2011-02-28から1日間の記事一覧

無為無策のツケ

日本は昨年10月、兵器開発問題をかかえるイランへの制裁措置をめぐり、米政府の要求に従って、権益を持つイラン南西部・アザデガン油田開発から完全撤退している。これは自主開発油田政策の失敗というよりも、無為無策のエネルギー政策の顕著な例と言える。 …

石油ショックに備えよ

中東の専門家によると、サウジアラビアでの民主化の動きの可能性が今週の金曜を目途に高まっているという。サウジでの民主化に火がつけば、国際原油価格はさらに高騰を続け、資源小国の日本にとって打撃となる。それは国民生活にも大きな影響をもたらすが、…

日本政府の歴史認識の欠如

フランスのサルコジ大統領は、今回のアラブ民主化運動の余波を受けて、わずか3カ月で再び内閣改造を行った。 主な動きはミシェル・アリヨ・マリー外相の更迭である。彼女は12月にチュジニアで休暇を過ごした際にベンアリ氏の家族に近い人間のビジネスジェッ…