電力の守勢は続く

今朝の日経の1面には編集委員 滝順一氏が「電力改革 原発再稼働から」という記事を載せている。
これはおそらく、昨日、原発ゼロ発言が飛び出した新経産相の鉢呂氏に対抗する形で、電力会社が日経に要請したのではないか。
日経は経産省の機嫌を取りながら、結局はカネで魂を電力会社に売り続けている。
読者に「電力改革」と正反対の「原発稼働」を混乱して訴えかける、日経という大手経済紙の滝順一氏編集委員は、福島の災禍に見舞われた住民の避難生活や広域・長期間にわたる国土の喪失を理解できないのだろうか。
滝順一氏は自らの電力会社との関係をすべて表に出してから記事を1面に載せるべきである。