日本にも外交think-tankを

外務省とは何なのか?そして外務省の護る国益とは?外務省に対する批判が多い。例を挙げれば、
普天間基地の移設問題での不作為。防衛省との確執と省益だけが行動目的か。
尖閣問題での説明責任の不在。
北方領土での不作為と外交の失敗。2島返還策の棚上げの説明責任の不在。
チュニジアジャスミン革命直前に大挙して訪問した行為に対する責任と正しい情報収集の不作為。
*今回のエジプト革命の際の、現地在留邦人への情報伝達の不備と保護の不作為。
いずれにしても我が国の外交ポリシーが明確でないことが問題だ。外務省は行政府でありポリシーは政治家が作りそれを役所が実行すべきだが、日本はあまりにも役所にポリシー作りを任せすぎてきた。とはいっても、民主党のように役人を不要にした途端、機能不全に陥る与党には意味が無い。
前述のように現代はフェースブック・デモクラシーであるが、外務省や検察など官僚の旧態依然の発想、常識、封建主義の固まった組織は潰すべきだ。と同時に、世界の中の日本の国益を考える長期的な外交ポリシーのシンクタンクが必要だ。
政策提言と政策構想グループを立ち上げる民間団体は存在しないのだろうか。98832