(下記に続いて)ダボス会議は即刻閉会せよ

今更、ダボス会議を開いているとは何という平和ボケか。
主要国の元首と経営者は、チュニジアとエジプトで起きている民主化運動と今後の世界政治へのインパクトを図るべきであり、すぐに帰国して新たな政治体制での自らの責任を果たすべきである。
真剣に彼らが世界の経済を継続させるためには、政治情勢を安定させることが最優先であり、政治の安定なしには彼らに注がれるワインは悪夢の酒になってしまうことを理解すべきである。
エジプトは、中東の要である。エジプトは米国の盟友であったし、それをかさにきてムバラク氏は長年にわたって悪政を敷いてきた。エジプトはイスラエルとアラブの橋渡し役として米国の庇護下にあったが、オバマ氏もこの真実の情報を前にして、夢物語は終わりにしてムバラク氏を交代すべきであろう。
もしもそのタイミングを失すれば、エジプトの民主化イスラム過激派と合流し、その矛先が無差別的に西欧諸国に降り注ぐ可能性がある。
日本をはじめとして、欧米諸国はいち早くムバラク政権を終焉させ、エジプトとチュニジアイスラム原理主義化をストップすべきである。