沖縄の妖怪

ゲゲゲの女房の番組が流行る。坂本龍馬も流行る。
世の中の動きには得体のしれないモノノケが感じられ、そして国家運営の閉塞感が漂う。
言い方は悪いが、普天間問題がブーム化し、さまざまな議論が起きている。
本ボヤキでも普天間問題には触れた。以前書いたのは、沖縄がただ乗り政策ではないか、ということと、福島氏の愛国心の在り方、である。
先月、微妙なタイミングで守屋氏の普天間の本が出た。守屋氏が先週末、報道テレビ番組に出演したが、永田町からは同氏の出演にかなりの妨害があったという。
まだ全部は読み切れていないが、沖縄の首長や豪商たちの妖怪ぶりが示されている。
基地問題を正しく把握しないで妖怪たちに金を渡さざるを得なくなった自民党政治。そしてその金で自民党を操ってきた妖怪たち。そして外務省というお化けの権化。さらに官僚に媚び不見識な記事を平気で載せる日経など妖怪メディアの権力癒着体質。過去のいきさつも日米国際協定も、まったく不勉強でも何も恥じずに、沖縄の妖怪と善人とをかき混ぜただけの鳩山政権(福島氏はまだかき回し続けているが)。
いずれにしても妖怪たちの正体が少しずつ見えてきたようだ。
守屋氏は民主党に期待をかけている発言をした。今度こそ、妖怪退治をメディアは真剣に応援すべきだろう。