登山者には登山保険加入の義務化を

富山県北アルプス剱岳で、50歳代後半から60歳代後半の男女8人のパーティーが遭難しかけたが無事、県警のヘリコプターで救助された。
北海道内でも7、8月の「夏山」での遭難者数が今月4日時点で36人に達している。
これらの遭難には50代以上の中高年が多い。山を知っていても地球温暖化による異常気象や異常気温は予想できないし、中高年では体力的に限界点が近い。
遭難すれば、莫大な救出費用が一般財源から拠出されている。山なんか一度も上ったことのない一般家庭から、山登りを楽しむ人々のための救出費用が支払われている。
そこで山登りをする人には登山保険の加入を義務化してはどうだろうか。そうすれば遭難時の救出費用が山登りをする人から徴収できる。もちろん、登山口では保険証の提示が義務付けられる。山登りをエンジョイするにはそれ相応の準備、覚悟と負担が必要なのではないか。