民主党による日本の叩き売り?

沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で社民党の政審会長らが米領グアムを視察した。グアム側は受け入れに難色を示しているが、同党は引き続きグアムを有力な移設先の候補地として検討していくらしい。
本稿でも書いたが、社民党の意思は日本の防衛力の剥奪のようである。社民党にはおそらく有事、という概念を持っていないようだが、ひょっとしたら「有事」は社民党にとっての日本開放の好機なのだろう。社民党は米軍の日本からの撤退を求め、それが土井氏や福島氏らによる祖国北朝鮮への恩返しとなる。
彼らを政権与党に組み込んだ民主党の責任は重い。選挙に勝つことが民主党の目的であって、社民党によって北朝鮮に日本を攻撃される危険を理解できていない。さらに小沢幹事長の大規模な中国詣を重ね合わせると、日本はすでに大中華圏に身売りを始めているようだ。この点でもジャーナリズムによる日本外交のチェックが欠如している。