有識者は不要だ

日中民間人会議が開かれた。そこに出席したのは中国関連の有識者である。
ここで有識者とは何か。
アメリカ人に以下のようなセリフを教わった。
All experts are experts for things that did happen. There are no experts for things that may happen. - David Ben-Gurion
つまり専門家というのは過去の事象における専門家であり、変革時または時代が閉塞しているときには役に立たないのである。
前述のように時代は幕末ブームであり、鎖国・独占の大手企業の社員には過保護行政で破綻したJALと同じような閉塞感が漂っているのである。
日本国がいつまでも役に立たない「学識経験者」や「有識者」を使い、彼らの過去の失敗との因果関係を明らかにせずに国民をだまし続けるとしたら、そして国民がそれにだまされ続けるとしたら、それこそ心ある本当の未来の有識者は日本を脱出するだろう。