小沢氏のいないニッポンを

小沢氏は必要悪だという見方がある。そうでないと日本を変えられないからだという。
はたしてそうだろうか。確かに小沢氏は旧式のお願い型の選挙で訳の分からぬ候補者を勝たせてきた。
そこに問題がある。
選挙は国会議員と政党を選ぶが、その有権者の判断の根拠が50年前と同じスタイルであり、その点を変える必要がある。
あるいは政党政治という間接民主主義の限界が来たとも思われる。
その理由は情報化だ。現代のような情報化社会では有権者も候補者も同じレベルの情報を入手できる。政党の存在理由はさらに縮小しているのである。
そろそろ直接民主主義に切り替える準備をする時期だと思う。