沖縄に自治権を

どうも名護市長の選出のされ方をみると「今までは基地を我慢するから400億円で折り合いをつけてきた(とくに地元ゼネコンが良い思いをしたが)。しかし民主党マニフェストでこれを忘れてもよい、という政権が誕生した。もっけの幸いである。」と感じられる。
暴論を吐けば、沖縄に自治がなく、東京の言うなりになり日本を守るコストを払わされてきたし、カネで代償が償われてきた事実を明確にすべきである。
さらに言えば、沖縄を独立国家とすべきであり、またはサイパンのように米国の信託統治領として米軍が管理すれば、日本は沖縄という国家に守ってもらうという対等な立場を取ることになる。
沖縄出身の国会議員の出演する報道番組を見た。
そこで感じたのは、沖縄には日本とは異なる琉球王国の文化と歴史があり、日本とは距離が(物理的にも文化的にも)ある。日本人はモノカルチャーで多様な民族を受け入れ管理する能力がない。(小沢氏の「米国は黒人まで選んで」、という発言を見れば分かる。)
だから沖縄は他民族国家を受け入れられる米国に任せたほうが、沖縄の人々も幸せであろうし、東京のエゴに翻弄されず、日本の汚れたカネと権益の政治に巻き込まれなくてもすむのではないだろうか。