朝青龍のガッツポーズ

日本の聴衆はまだ眠り覚めていない。だから国技の相撲も外国勢に渡してしまっている。

格闘技は勝負であり、気合である。また競争であり、イチローも言っているが技を磨くことである。しかし日本人は小学生から和を重んじ、競争は受験という陰湿な脚の引っ張り合いのみだ。

正しく個を主張し、議論を行い、個々の価値を認め、イコール・フッテイングに基づく競争が革新をもたらし、変革を起こす。そして勝者を認め(日本では一人勝ちは認めない)、称え、さらに研鑽を行う。これを国民、経営者、スポーツ関係者、教師、すべて忘れている。

朝青龍のガッツポーズは日本人のだらしなさに対する、ウェークアップ・コールである。