自転車は車道徹底へ

警察庁は自転車の通行で、幅3メートル未満の歩道は許可しない方向で見直すことを決めたという。また、自転車専用レーンも一部導入計画である。
まず、新しい変更をどのように周知徹底させるか、だ。自転車の利用者は、午前午後は学生と主婦が多い。とくに高校生には学校で道路交通法を教える必要がある。また主婦にはスーパーなどのポスターで徹底させなければならない。
何が危険なのか、という点も大事だ。とくに携帯電話で通話やメールをしている場合には厳重な注意が必要だ。さらに自転車も軽車両であれば横断歩道や赤信号で止まる義務を再確認すべきだ。学生はとくにかなりのスピードで赤信号を無視してきて危険極まりない。
さらに警察官の対応である。交番で道案内をしている時間があれば、危険な自転車走行を取り締まるよう、街頭に立たなければならない。また罰則規定をどうするのか、これも明示化して周知すべきだろう。
車道の自動車の運転手側にも、この規制の変更を伝え、「歩行者と自転車の共存」から「自転車と自動車の共存」の変更で、ドライバーの考え方と気持ちを再教育することが大切だ。
最近、自己中心的になりつつある日本人に、どのように自転車側とドライバー側のマナーを守らせるか、知恵と教育が必要である。