心配したように

やはり日本国民は「ゆでガエル」になった。
原発事故、放射能汚染、被爆炉心溶融、すべての情報に無頓着になった。
内田裕也原発報道と、どちらを優先すべきか、メディアは痴呆になった。
風薫る5月。いやな情報はもういい。という考え方は間違いである。
テレビも新聞も娯楽に走るのは仕方がない。これは民意を反映しているからだ。
だからこそ、民意は、間違った報道姿勢を続けるテレビや新聞を見捨てなければならない。
放射能汚染のリスクは数年間は消えない。それ以前に原発事故の状況が本当に安定したわけではない。
さらに地震の活発期を迎えた日本では、巨大地震が明日、というより、数分後に発生するリスクを抱えて、我々は生活しなければならないことを、メディアが報じなければ、われわれ自身で忘れないように警告を発するべきである。