国会審議にマナーとルールを

小学校の教室でも担任と学級委員の話にヤジを飛ばすのは言語道断だし、私語をしただけでも廊下に立たされたものだ。それが現在の国会審議における国民の選んだ代表の姿である。さらに大臣特権を振りかざす発言まで聞こえる。
イスラムの考えで「民主主義は選挙で勝つために常軌を逸した行動をとることが問題だ」と聞いたことがある。今年の参議院選挙に勝つために民主党はなりふり構わぬ行動のようだ。ヤジで注意された亀井氏と福島氏にはモラルが欠けるが、彼らを閣内に選出したのは民主党選挙対策であり、国民目線からは遠い。
マナーとは理性による自制心であり、それが守れなければルールを定めて違反者には罰則を与えるしかない。経済力とともに品格までもが二流になるのだけは避けたい。